理美容業/エステサロン業コンサルティング

業界背景

昨今、理美容業界は過当競争の真只中にあり、どのサロンも経営内容の向上に関心を持たざるを得ない状況です。
業界では年々少しずつ店舗数が増加していますが、蓋をあけてみると閉店、
開業がすさまじく繰り返されているのが現状です。
まさに目に見えない淘汰の歴史が始まっているのです。

理美容業の経営は「サービス」と「技術」で成り立ちます。
昔の理美容室を思い浮かべると「町のパーマ屋さん」というイメージで、
完全なる地域密着店として開業するだけで経営の安定がある程度保障されていました。

しかしながら、20年程前から理美容師に憧れる若者が増加しつづけ、その若者たちが「町のパーマ屋さん」のイメージを一新し、次々と新型ヘアサロンをオープンしました。
ヘアメニューも、時代とともに移り変わり、流れの速さをここ数年感じます。

このように、時代とともに新型サロンの増加傾向とは裏腹に倒産、
閉店へと追い込まれるサロンも増加しつづけています。「サービス」と「技術」で成り立っていると申しましたが、生き残るサロンとそうでないサロンの大きな分岐点は一体どこにあるのでしょうか。

新型サロンが増加し、時代とともにヘアスタイル自体も変化をしつづけ、
他店に遅れることなくお客様に対応しようという「技術」だけに走ってしまった理美容店は最終的に生き残ることが出来ない選択をしてしまったのではないのかと思います。

確かに理美容師、理美容店にとって最高のへアルタイルをお客様に提供することが宿命ですが、理美容師も理美容店も増加し、お客様側からすると店を選べる時代に突入している近年では、最高のヘアスタイルの提供はお客様からすればすでに当たり前の時代になり、今やお客様がサロンに求めているのは「サービス」という付加価値であり、
その「サービス」のあり方を追求していかなければ、生き残っていくための厳しさは変わらないものと思います。

当社は、サロンにおける「サービス」の向上、「サービス力」は勝ち残るために欠かすことのできない最も重要とする課題だと認識し、
「サービス力向上」経営力強化のお手伝いをし、リピート率を上げ最終的には利益を残し、他に負けない盤石な経営財産を提供することで貢献できればと考えております。
詰まるところ、商品(メニュー)を提供するも、企画するのも、売上計画を組むのも、店舗内外でのコミュニケーションも・・・お客様に満足を与えることができるのは、すべてスタッフ(従業員)です。そこを切り口として、そこからさまざまな戦略を投下し、そのサロンだけにしか通用しない経営資産の構築を行います。

また、ギメル総研では、定期的にエステ・理美容における経営のノウハウについて「サロン経営塾 BJR会」をおこなっております。お気軽にご参加ください。

基本コンサルテーションフロー

店舗ごとに問題や課題は異なります。そのサロンだけにしかない問題・課題を浮き彫りにし、そのサロンだけにしか通用しない戦略・戦術を構築していきます。

1.サロン代表者様とのヒアリング

現状把握
売上、利益、経費・・・/スタッフについて(人数・年数・役割)/商品(メニュー、店販・・・)/
企画・キャンペーン、サービス内容(具体的に)
スタッフについて(具体的に)
問題点、改善点、希望、課題、技術力、その他
店舗について
方向性、コンセプト、問題点、改善点、課題

2.スタッフ面談

個々の意見の抽出

3.理想の明確化

近視的・中・長期的な方向性を計画にのせる
課題の洗い出し/「理想-現実=課題」

4.課題整理

課題を整理し効果的、効率的な優先順位を決定する

5.障害の克服
実施していくにあたり
スタッフ(従業員)同士の気持ちはどうか?/店の文化に沿っているのか?/新しい試みは大丈夫か?/商品の機能性、企画・キャンペーンは?など障害があれば皆で考えて克服しておく
6.課題解決の具体策
仮説を立てる
売りたい商品(メニュー)/やりたい企画 ・販売戦略 ・役割の明確化/その他
7.実施
チームなのか?全体なのか?
ミーティング/戦略会議/全体会議/打ち合わせ
など決めておく
8.Plan Do See(仮説=実施=検証の繰り返し)
仮説(Plan)を立て、それを着実に実施(Do)し、検証(See)を繰り返し、さらに効率のよい仕組みを構築する。
この「Plan Do See」が、自然発生的に実践できるようになれば、理想の企業(会社)を追求する優秀企業としての文化が出来上がる。
9.一つの着地と新しい方向性
自分たちで系統立てて考えて、答えを出して、結果を手繰り寄せる資産の構築

基本コンサルテーションフロー

エステサロン業界は、今や国民の「健康になりたい!」「美しくなりたい!」という意識も関心も高まり、店舗数も年々増加傾向にあります。
昔は女性を対象としたサロンが目立っていましたが、近年では男性向けのエステサロンも次々と開店しています。
さらに、高齢化社会に向けた市場への意識も高まっています。

もともと、エステサロンは若い女性向けを対象として、主に「美顔・痩身・脱毛」といったサービスを提供していましたが、
最近ではリラクゼーションや心のリフレッシュなど心身ケアを提供するリラクゼーションサロンも少なくありません。
これからもエステサロン業界の更なる躍進を止めることができないでしょう。

その反面、お客様からの苦情・相談件数は年間1万件程存在しており、完全たる信頼を得ているわけではありません。
どのような業界でも急成長の時こそこのような問題にぶち当たります。急成長の裏でよく起こる問題が「有能なスタッフの不足」です。
その結果、「ずさんな施術」「ずさんな応対」になり、安全性をも守ることができなくなります。

お客様から苦情がでるのも、信頼されるのも、すべてスタッフ次第です。スタッフ育成こそが、業界No.1を目指せる大きな課題です。
当社のスタッフ育成の根本は「スタッフ育成業績アップ(利益)」です。

今、エステサロン業界が求めているのは、「質の高いテクニックと多方面での専門知識を手にした資格保持者」だと言われています。

この中でも特にカウンセリングは重要な作業です。
お客様の求めているものを正確に聞き取り、正しい説明と提案をしなくてはなりません。そのためには、高い技術と正しい知識を完全に取得しておかないといけません。こうした高い技術、知識にもとづいたカウンセリング力が結果的に単価アップや安全性、信頼性につながっていくのです。

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