店舗・小売・飲食(フランチャイズ・多店舗展開)

世に様々あるビジネスモデルの中で、良くも悪くも結果が早く出るのが、一括りで言うと、いわゆるサービス業です。この業界は、1サービス1カスタマーと言われるように、常にエンドユーザーとのフェイストゥフェイス(face to face)からのみ売上が発生します。
良い物をより安く、美味しいものをより多く…商品のみで商売が出来た時代は過ぎし日のこと。
商品の良さや美味しさは、客にとって今や当たり前のものであり、基本的な要素の一つでしかありません。
本質のサービス業とは…それらを手段として、利益を確保できるビジネススキームを持つこと、私たちはそう考えます。本質のサービス業への移行を考えるとき、初めて地域密着型の戦略が生まれ、
地域No.1主義を目指せると考えます。

財務ポートフォリオ見直し

日銭商売と言われる業態に多く見られるのが、いわゆる「どんぶり勘定」です。本人は緻密な計算をしているつもりでも、
常に現金との引き換え商売ですので、どうしても見落としてしまうことも多いのです。
目の前に誰でも取っていい万札があれば、もちろん取りに行く。至極当たり前のことです。財務を見直し、無駄の垂れ流しを撤廃し、取れるものはきちんと取る。
その利益体質なくして、成功はありえない。

日々の連続の中で当たり前になっていることを見直すだけで、少しの工夫で利益が上がるなら、絶対にやってみる価値はあります。
明日の利益は、昨日までの経験の中に埋もれています。勿体無いですから取りに行きましょう!

コスト削減目標立案とプログラムの作成

「利益は経費にあり」とよく言われます。例えば、利益率10%の会社が100万円の利益を上げようと思えば、1,000万円の売上を達成しなければいけません。
規模の大小に関わらず、利益率から逆算した利益確保を実現する売上アップは、そう簡単に実現できるものではありません。

しかし、経費ならどうか…100万円の経費を削減できれば、その100万円はまるまる利益です。
この簡単な計算、殆どの経営者が分かっているはずです。
しかしながら殆どの会社が、無駄な経費を垂れ流しているのも事実です。無駄を省き価値あるところ、価値ある時期に、資金を注入する。

私たちは、利益確保作業の柱の一つとして、この作業を系統立てて進めていきます。
決してケチな経営を進めるのではありません。レベルの高い経営手法を社員全員が理解し、社員全員で取り組むことにより、
全てにおいて無駄のない、しかも成果が上がれば上がるほど、社員のモチベーションも上がる仕組みづくりをお届けします。

FC展開マニュアルと体制の確立

一つのサービス業での成功を収めたとき、次の展開で考えられるものとして、多店舗展開とFC展開があります。
多店舗展開の場合、成功事例に基づき同じ形態の店舗を持つことにより、簡単に言えば売り上げの入り口を増やすと言うことです。
勿論、市場調査やマーケティングは必要ですが、この場合大きな課題は、新店舗を任せられる人材供給がスムーズに行くかどうかが鍵を握ります。

ビジネスとしての基本的な仕組みは出来上がっているわけですから、後は1店舗目の成功を生み出したオーナー自身と同じ人がいれば良いのです。
当然、分身の術はありませんから、安心して任せられる人材の育成が最重要課題となります。勿論、出店経費や計画が必要なのは言うを待ちません。

FCの場合は、簡単に言えばビジネスモデルそのものをパッケージ化して売る、と言うことです。うまくすれば急展開での店舗展開が可能になり、
そうなればブランドが確立され、更に展開の拍車がかかるというメリットがあります。スケールメリットを活かした成長戦略にも拍車がかかります。
但し、FC会員(フランチャイジー)は、ここがオーナー権を持ちますので、多店舗展開とは意味合いが異なります。

さらに、FC本部(フランチャイザー)はビジネスモデルの提供となりますので、フランチャイジーの早期での成功を求められます。
そのビジネスモデル自体が魅力あるものでなければ、会員の募集も進みません。そのための本部機能やあらゆるマニュアル(人材・指導・接客・顧客管理・宣伝等諸々)が必要となります。このマニュアルは大きく分ければ、BP(ビジネスパッケージ)とFCP(フランチャイズパッケージ)の二つです。
勿論、包括的な宣伝戦略や契約書、様々なサポートコンテンツも必要になります。
いずれにしても、展開を考えるとき、どちらに進むほうが自社にとって有効かを吟味しなければなりませんが、
私たちはこれまでの膨大な経験を活かし、極力リスクを伴わない戦略を組み、出来うる限りのローリスクハイリターンを目指します。

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