残業(1)

3月 8th, 2010

その残業に意味はあるのか?

今回は、残業について考えたいと思う。

昔から、仕事にはつきものの残業。いつの時代も残業はあり、いつの時代も残業をなくす運動があり、いつの時代も残業の捉え方において議論がなされている。これまでにもまたつい最近においても、残業手当の問題で労使問題にまで発展したケースも少なくない。そう考えると、残業とは永遠に解決されない、もしくは永遠に答えの出ない問題なのかもしれない。
残業にはいくつもの考え方が混在する。サービス残業、機嫌取り残業、責任残業、指定残業、給料残業…、上げればきりが無いほど様々なケースがある。だからこそ、残業=○○のような統一の見解が生まれてこない。そして、残業の考え方には、経営者側と従業員側の二つの側面がある。その二つが、永遠に交わることは無いのかもしれない。如何ともし難い問題ではある。
私は、残業を一口に悪いと言うのではない。誤解のないようにして頂きたいと思う。ただ、残業には、絶対に必要である残業も実際にあるし、しなくてもいい残業もあると思う。必要の無い残業は、その立場に関係なく無駄である。その無駄はなくすべきであると思う。色んな側面を持つこの残業について、あらゆる見地に立って…というのは字数的にも無理であると思うので、私の経験から述べたいと思う。そういう捉え方で読んでいただければと思う。

残業(2)へつづく・・・

カテゴリー: 経営計画・指導・管理

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